
ジオスカイは、ジオパネルを天井スラブ型枠システムに使用するための製品です。広い水平スラブ面を形成する場合に、パネルの熱膨張に対し調整を行う拡張プレート、梁との間に生じる隙間を埋める接続プレート、壁と天井スラブを一体成型するための入隅用のツインアングル等の様々なアクセサリーがあります。
支保工の方式にHSシステムとH-Yシステムの2通りがあります。

壁や基礎に用いるジオパネルをスラブ用に水平に使用するためのジオスカイ支保工です。
ジオパネルの接続部をHSビームの突起に乗せてずれないよう固定し、ジオパネル同士はロックハンドルで固定します。

壁や基礎に用いるジオパネルをスラブ用に水平に使用するためのジオスカイ支保工です。
支柱の一列おきにジオパネルの端部をWEDGEに乗せ、その他の一列おきのジオパネル接続部はHビーム上に、それぞれ交互に載せます。
脱型の際にYビームだけでスラブを支えることが可能で、ジオパネルの早期回収、回転が可能になります。
パネル同士はロックハンドルで固定します。
どちらの方式も脱型までの日数や支柱の間隔はスラブの厚さや気温等が関係します。

壁と同時打設用スラブ割付平面図です。
入隅のスラブ面にTWIN ANGLEを使用し、壁からスラブの垂直から水平方向へはGEOPANEL INTERNAL CORNERを、そしてスラブ用GEOPANEL120x60の各接合部の下にはGEOSKYを使用します。
TWIN ANGLEを使った実際の入隅のスラブ構成になります。

ジオパネルと組み合わせて梁の作成も可能です。

スカイドームは再利用可能なワッフルスラブ型枠です。コンクリートスラブを軽量化し強固なT字形断面を形成するため、14mまでの大きなスパンの構築が可能で、柱や梁の数を最小限に抑えた大きな空間が作成できます。
スラブの重量を最大30%削減でき 、双方向の小さなT字型梁と共に耐震性能が向上します。
スカイドームの採用により鉄筋やコンクリートの使用量が削減され、コスト削減にもつながります。
ワッフルスラブのドーム型形状により、残響がドーム内部で跳ね返ることで減衰し軽減され、優れた音響性能を提供します。
[技術規格 UNI EN ISO 140-4 (2000) に基づき、63cm高 の床面において、SKYDOME H30を使用し61dB (R' w)の現場測定証明書取得済]
欧州特許 EP2053181B1

スカイドームをアクセサリーの四角い枠の上に乗せ、打設後、スラブが固まった後に下から脱型します。

スカイドームの上へのコンクリート打設作業

スカイドーム製品リスト

スカイレールは再利用可能な型枠システムで、構造面での軽量化、作業現場での簡単で安全な設置、そしてスラブのリブ間にユーティリティ向けの空間を作るという、建築上多くの利点を備えた一方向スラブを簡単に施工します。
スラブの重量が軽量化され耐震効果も高まります。スカイレールの採用により鉄筋やコンクリートの使用量が削減され、コスト削減にもつながります。
縦方向と横方向の壁との間の隙間調整用のアクセサリーも用意されています。

スカイレールとそれを支えるビームの構成

スカイブロックを使用した、壁との間の隙間調整

スカイレール製品リスト

ニューノーチラスは現場で打設される鉄筋コンクリートスラブを軽量化するために設計された、埋設型の再生ポリプロピレン(PP)製モジュール型枠 です。 上部の平らなコンクリートと下部のコンクリートで囲まれた8面の格子で構成された双方向性の梁がある中空構造のスラブを形成することができます。
これにより、大きなスパン、大きな荷重に耐えるボイドスラブを作ることができます。
梁やパルバインをスラブ断面(厚み要素)内に配置することで、建築上の自由度が高く、構造上の制約がない幅広のスラブを実現することができます。

ニューノーチラスを使用することにより、コンクリートが最大30%、鉄筋が最大15%それぞれ削減可能です。スラブの重量を30%まで軽減し、幅20 mのスパンを作ることができます。 スラブが軽くなるため垂直方向や基礎に関わるコンクリートも最大15%が削減可能となり、全体の収益性が高まります。更に軽量化された堅固な双方向スラブが地震に対する優れた耐震性能を発揮します。 高さ10cmのシングル厚仕様から高さ56cmのダブル厚仕様まで様々なサイズがご利用頂けます。
-D. M. 617:2009、14/01/08 All. 7 D. M. M. 09/01/96 に基づき、150 daN 以上の耐荷重性能を証明済
-UNI EN 1365-2 2002および1363 2012に準拠した、耐火性能REI120およびREI 180の認証済
-UNI EN ISO 140-7 (2000) に準拠した床スラブの歩

ニューノーチラス・ダブル仕様

ニューノーチラスを使用し、一般的に「プレダレス」と最近呼ばれるプレキャストボイドスラブを作成することも可能です。
ニューノーチラスを使ったプレダレスは発泡スチロールを使用した充填材より強度があり、キャスト後の工場での保管が容易です。
一部(通常はベーススラブ、補強トラス、型枠で構成)を工場で製造しておき、仕上げ(上部補強と仕上げ)を現場で直接施工することで、 プレキャストされたスラブ要素と、現場で打設されるコンクリートを組み合わせ、迅速な施工と高い強度を両立することが可能になります。

エアプラストは特にプレキャストスラブ用に設計された埋設用の型枠です。再生ポリプロピレン(PP)製なので圧縮に強く、発泡スチロールと比べ工事中に角が欠けたり位置がズレたりせず、また水を通さず吸い込まず時間が経っても水分を放出しません。さらに、ヨーロッパでは規制が始まっている発泡スチロール製製品と比べ、劣化による自然界への有害物質放出の可能性もありません。

エアプラストは一方向ボイドスラブのプレキャストに適したプラスチック製の長方形部材で、プレダレススラブ(プレキャストコンクリート床版)および現場打設スラブの建設に最適な、安全で先進的なシステムです。
エアプラストは、断熱性に優れ、生コンクリートにしっかりと固定する下部ロックアンカーにより、素早く設置することができます。

エアープラストを使用し、一般的に「プレダレス」と呼ばれるプレキャストボイドスラブを作成することも可能です。
ニューノーチラスを使ったプレダレスは発泡スチロールを使用した充填材より強度があり、キャスト後の工場での保管が容易です。
一部(通常はベーススラブ、補強トラス、型枠で構成)を工場で製造しておき、仕上げ(上部補強と仕上げ)を現場で直接施工することで、 プレキャストされたスラブ要素と、現場で打設されるコンクリートを組み合わせ、迅速な施工と高い強度を両立することが可能になります。
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