
ジオパネル プラスチック型枠シリーズは、 壁、基礎、シャフト、および水平スラブ向けに(ジオスカイ製品と組み合わせて)使用します。
一辺が60cmの共通サイズで、他辺が最長120cm~最小15cmのパネルと、コーナーパネル、ストップエンドパネル、微調整用器具、アクセサリーなどがあり、 これらを組み合わせたモジュール式システム型枠として構成され、多くの用途に活用できます。L字型、T字型、十字型の壁構成が可能で、様々な壁厚に対応できます。
また円柱用や角柱用パネルとの組み合わせも可能です。
平均設置作業スピードは104㎡/日/人。高度な技術を必要としないので人手不足の時代に合った製品です。 大幅な工期短縮、産業廃棄物の処理費用や剥離剤も不要なためコスト削減が図れます。
欧米の特許登録済み。
欧州特許 EP1538277 B1
米国特許 US7469873 B2

上下左右の隣り合ったパネルはL字形の PA66樹脂製ロックハンドルで接続します。
挿入後、90度回転させるだけで、パネルがロックされます。
黒いパネルと赤いロックハンドルの対比により、目視による接続確認が容易です。

対面するパネルは ø15/17 mmスチールタイと、軽量で高強度のスチールPA66アンカーナット、プラスチックパイプのスペーサーを使用して接続します 。脱型後はパイプが残るので、必要に応じ中に充填剤を詰めた後に両端にキャップをはめます。
コンクリート圧力に対しては60kN/㎡ ( ≒ 6t/㎡)。 ロックハンドルの引張強度は1.2トン。この性能により型枠システムは堅牢で信頼性の高いものとなります。

対面するパネル同士の接続は、従来と同様のセパレータとプラスチックコーンを使用する壁面型枠工法でも施工可能です。

実際にセパレータとプラスチックコーンを使用した一例。

お客様からご提示いただいた図面に合わせてジオプラスト社がご提供する、型枠割付平面図です。
ジオタブは円柱建設のための、世界初の再利用可能なプラスチック製型枠です。
パネルが軽量のため1人での設置が可能で、剥離剤不要で素早く解体できます。
湾曲したパネルの外側に突起があり、重ねて固定できるので、現場や資材置き場での保管が安定します。
既存の円柱の補修にも最適で、ジオパネルと併せて長円柱にも使用できます。

老朽したインフラの対策として、修復する柱の廻りを取り囲んで行う、ジオタブのみが可能な円柱修復工事です。

クレーンを設置するのは不可能な場合が多い 谷間や河川、障害物を越えるように 作られる橋梁向けに、最大直径1mの手持ち可能な型枠は、使い勝手がよく生産性の高いツールです。
河川や海における円柱作成作業において、ABS樹脂製のジオタブは水や塩水の影響を受けません。

コンクリート打設後、必ずしも型枠を完全に分解する必要はなく、 2つのハーフシェルに分割して、次の打設に使用が可能です。

ジオタブ製品リスト
一回に打設できる高さは柱の直径に依ります。


様々なサイズに組み合わせられる、角柱向け型枠です。ジオパネルと組み合わせることで梁や側柱などへの応用もでき、さらに大きな角柱の作成も可能です。

ジオパネルスターを使った外柱の構成

ジオパネルスター製品リスト

ジオタブパネルはシンプルで使いやすい角柱型枠です。各パネルは非常にシンプルな形状で、1つのサイズに特化しているため、設置が容易で 短時間での作成に適しています。
ジオタブパネルは、一体化した面取りを備えているため、面取り作業が不要です。

ジオタブパネルの組み合わせにより20cmから60cmまでの55通りのサイズの角柱の作成が可能になります。
この製品のみ高さが750mmとなっており、他のフォームワーク製品との組み合わせはできません。

ジオタブパネル製品リスト
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